診療案内:おしりの病気いろいろ

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肛門科 診療表

肛門科
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おしりの病気いろいろ

大腸や肛門の病気は、良性のものから悪性のものまで、様々なものがあります。
とくに多いのは肛門および、その周辺に生じる病気、つまりです。

ここでは、痔のタイプと痔と間違えやすい病気について、ご案内いたします。

痔は自分だけ?いえいえ、赤ちゃんから高齢者、男性・女性関係ありません!

生後1ヶ月くらいから1年くらいの赤ちゃんも痔になることがありますし、小学生・中学生・高校生くらいの学生さんも痔の症状で来院されることが、しばしばあります。
また、便秘をしやすい女性の方や産後の方は特に痔になりやすい傾向があります。
なぜか、「痔は壮年の男性に多い病気」というイメージがありますが、年齢や性別に関係なく、どなたもかかる可能性が高い病気なのです。

痔かな?と思ったら、早めに病院へ!

初めて病院に行く時は、誰もが「恥ずかしい」「手術されるのでは?」「何となく怖い」と思われるようです。
しかし、放っておいてもなかなか治る病気ではありません。
治療をされた方は、皆さん口を揃えて「こんなことなら、もっと早く来れば良かった」と言われます。

肛門の病気はほとんどが良性ですが、まれに、痔ろう癌や肛門がんなどの悪性のものもあります。 また、痔からの出血と思いこんでいたら実は大腸がんからの出血であったなどということもしばしば経験します。

肛門からの出血、痛み、脱出などあれば、一度当院肛門科を受診するようお勧めします。
特に出血があった場合には大腸内視鏡検査を受けられるようお勧めします。

痔にはいくつかのタイプがあります

「日本人の3人に1人は痔主」と言われるほど、痔はポピュラーな病気で、症状によって、大きく3つにわけることができます。

いぼ痔(痔核) 肛門の血管が腫れてイボ状になったもの。
場所によって、内痔核・外痔核があります。
切れ痔(裂肛) 肛門が硬い便で裂けたもの。
症状は出血と痛み。慢性化すると入院手術が必要なことも。
あな痔(痔ろう) 肛門周辺に膿がたまった後に、膿の出口と肛門をつなぐ道ができたもの。
入院手術が必要な場合があります。

いぼ痔(痔核)

いぼ痔(痔核)

男性・女性問わず、痔の中でもっとも多いタイプです。
おしりの血行が悪くなって、血管の一部がこぶ状になったものです。
形がイボに似ていることから名前がつきました。
初期は出血が起こります。
肛門の内部にできたものを内痔核、肛門の外にできたものを外痔核と呼びます。

痔核(いぼ痔)の原因と症状、治療法を見る

切れ痔(裂肛)

切れ痔(裂肛)

便秘がちな女性に多い痔の症状です。
出始めの硬い便により肛門の皮膚が切れたり裂けたりして傷がついたものです。「さけ痔」と言うこともあります。排便時に出血がおこり、症状が悪化すると、排便後にもじーんと強い痛みがあることも。

切れ痔(裂肛)の原因と症状、治療法を見る

あな痔(痔ろう)

あな痔(痔ろう)

下痢気味の方や、成人男性がかかりやすい痔の症状です。大人ほど症状が悪化することはありませんが、乳児の痔ろうもあります。
肛門のまわりに膿がたまり、膿が外に流れ出るトンネルができてしまった状態。発熱や痛みを起こします。

あな痔(痔ろう)の原因と症状、治療法を見る

痔の治療法

通常、痔の治療には大きく分けて2つの方法が取られます。

みうらクリニックでは、必要のない手術を避け、保存的治療(お薬と生活習慣)を基本としています。

いぼ痔(痔核)、裂肛(きれ痔)の場合は、保存的治療でも良くならず、日常生活に支障のある症状が続く場合に手術を考えます。
あな痔(痔ろう)については手術が必要と考えます。

経験豊富な肛門専門医が「手術が必要」と診断した場合は、迅速に連携病院へご紹介いたします。

ジオン®(ALTA)注(内痔核硬化療法)とは?

詳しくはジオン®(ALTA)注(内痔核硬化療法)ページをご覧ください。

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